不妊に深い関係を持つ食事方法とは!?

食事について

【AGE(終末糖化産物)】をご存知でしょうか?
あまり聞き慣れない言葉だと思われるのですが、「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のことです。これは老化を進める原因物質とされています。老化というとすぐに思い浮かぶのはお肌のシミ・シワなどかを思い浮かぶかもしれませんがそれだけではありません。AGEは血管に蓄積するので心筋梗塞や脳梗塞にの一因ともされており不妊との関係も指摘されてます。
そこで通院されている女性148人のAGE値と対外受精での治療成績などの相関を調べると「子宮筋腫」「胚(受精卵)の卵の質の不良」が不妊要因となっている人は、不妊の原因が女性に原因がない人よりも、高いAGE値を示す傾向がありました。また体外受精の成績でも妊娠した人と妊娠しなかった人では妊娠しなかった人方が高いAGE値を示す傾向がありました。とはいえAGEの調査についてはまだ多くはされていないですが注目すべき点なのは確かです。

▼検査方法

血液検査や、特殊な光を当てる測定器での検査になります。病院によっては不妊検査の項目にもあげられているようです。

▼食事や生活習慣での改善法

このAGEは減りにくく、全くメリットのない身体にとっては不要な物質です。対策としては血管に蓄積するので、血管・血液・細胞を若い状態に保つことです。それには食事や生活習慣に注意する必要があります。

①トランス脂肪酸を避ける 
: インスタント・加工食品・パンやお菓子に多い

②高GI食品を避ける 
: 血糖値の上昇がしやすい、白米・小麦粉・精製された砂糖・じゃがいも等

③高温処理した食品を避ける 
: 高温の揚げ物や炒め物の油を使って調理するとAGEが多く発生する

④低GI値の食品を選ぶ
: 精製されてない玄米や小麦、そば、葉野菜や大根等

⑤良質の脂質
: 魚・ナッツ・オメガ3系やオメガ9系

⑥抗酸化食材
: 緑黄色野菜・果物・ナッツ・ポルフェノール・ビタミンA E C

⑦適度な運動

⑧禁煙をする

⑨お酒は多く飲まない



老化はお肌や脳への影響だけではなく全てに関わる細胞への影響に関わってきます。今回ご紹介した改善方法は普段から気をつけて頂くと体質改善にもなります。体質改善は授かる体質に近づきますので取り入れてみるといいですね。

記事担当者:Lullstyle整体院長 南明美
福井県福井市下江尻町9-11-4 要予約
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