子宮内膜症について

子宮内膜症 婦人疾患

強い月経痛をひきおこす「子宮内膜症」は、
子宮の内膜を覆い毎月、妊娠に備えて増殖して内膜を厚くし、妊娠がしない場合は月経血として血液と共に体外に排出される月経血が子宮内を逆流して、卵巣の表面、膀胱や直腸と子宮間と子宮以外の場所に付着することがあります。その状態が長く続くと、子宮内膜に似たような組織が増殖し「子宮内膜症」となります。

月経血の逆流は珍しくなく、女性の90%以上にみられますが、全てが子宮内膜症にはなりません。

子宮内膜症の主な症状は「痛み」と「不妊」です。
妊活にもとても関わる症状だけに改善できるようにしたい病気です。

自覚できる症状として

✅激しい生理痛
✅以前より生理痛がひどい
✅鎮痛薬が効きにくい」
✅鎮痛薬の量が増えた
✅生理のとき以外にも腹痛がある
✅排便時に痛みがある
✅なかなか妊娠しない

1つでも当てはまると子宮内膜症の可能性があるので病院でみて貰った方が良いと思います。

もし「子宮内膜症」になっていた時の自分でできること


私がサロンに来られたクライアントに必ず推奨しているのは油の質を変えることです。質によって摂取の仕方を考えてもらいます。

【積極的に摂って欲しい油】
オメガ3脂肪酸(DHA、EPA、α-リノレン酸)
青魚の油、亜麻仁油、エゴマ油などオメガ3脂肪酸を豊富に含む油は体内で作ることが出来ない油で、食品から摂る必要があります。

悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすだけでなく、心疾患や炎症、がんなどを抑制するので、子宮内膜症などの炎症を起こす症状についてはオススメの油になります。

【適度に撮りたい油】リノール酸(オメガ6脂肪酸)
コーン油、大豆油、綿実油などでリノール酸(オメガ6脂肪酸)が多い油です。オメガ6脂肪酸は、体内で作ることが出来ない油で、食品から摂る必要があります。

悪玉コレステロールを減らしてくれますが、摂りすぎると善玉コレステロールを下げる、心疾患や炎症、がんを促進するので、子宮内膜症の注意点である炎症をひきおこす油となることも。揚げ物など現代日本人の食事で最も摂取機会が多い油ですが、戦前はお腹の中の回虫などの虫を抑えるなど働きは必要でしたが、現在はその摂りすぎが問題になっています。

【適度に撮りたい油】オレイン酸(オメガ9脂肪酸)
オリーブオイル、べに花油(ハイオレックタイプ)、なたね油(ハイオレックタイプ)などで、体内で作ることが出来る油です。

血中の善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロール濃度を下げることから血液の質を良好にすることから適度な摂取をすることが出来ます。

スタティックストレッチやピラティスを活用する!

子宮内膜症は骨盤内の鬱血により、子宮を含む内臓に血液の小さな塊が付着することも考えられることから、ストレッチやピラティスなどのスタティック(静的)な運動などで血液の循環や骨盤の位置の教育に寄ることで予防することも出来ます。
短なストレッチなどから始めてみると良いでしょう。


ウェメンズ専門サロンLullstyle整体
院長:南明美
福井市下江尻町9−11−4
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