私は、妻の両親と一緒に生活しているのですが、
いわゆる「マスオ」な訳で・・・。
食事のことに関しては、本当に感謝しているのですが、
妊活のお仕事に携わるようになって食品添加物のことは気になるようになってきました。
ついつい、スーパーのお惣菜が並んだり、レトルトパックの食品が出された時は、食品表示を見てしまうのですが、
やはり私たちの生活からは、食品添加物はきっても切れない環境やと痛感させられています。
今回の投稿は、食卓調味料にちょっと注目して見ました。
皆さんは「しょうゆ」はどのようなものをお使いですか?
食品のラベルをよく見られていますか?
ちょっと台所に行って見て自宅でお使いのしょうゆの表示を見てください。
なんと書かれていますか?・・・・・・・・・・。
「しょうゆ風調味料」と表記されたりしていませんか?
世界に誇る和食のの文化の調味料が、
「本物」から「ニセモノ」に変わりつつあります。
新聞に折り込み広告でくるスーパーの特売でしょうゆが安いからと、
「数百円」で食品表記もみずにカゴの中に入れて買っていませんか?
こんな環境になっている今の食品業界が大変なことではないかと思います。
「しょうゆ」の本来の原料は、大豆・小麦・塩・こうじです。
こうじから作られた酵素が、大豆や小麦のタンパク質をアミノ酸に。
デンプンを糖分に変えます。
これがしょゆの「うまみの素」です。
この「うまみ」は
甘みや酸味、また香ばしい香り、科学では解析できないぐらいの複雑な味が
醸し出されるわけです。
またしょうゆの色はアミノ酸が糖の一部と結びついてできるようで、
全てがこうじの力だけでしょうゆが作り出されます。
これが本当のしょうゆです。
出来上がるまでに1年以上はかかると言われます。
これだけの工程を、コストをかけずに早くできないか?
となってできたのが、しょうゆの代替品です。
本物のしょうゆのうまみはアミノ酸です。
しかし、このアミノ酸も時間をかけて発酵させなくても、
大豆などのタンパク質を塩酸で分解すれば簡単に作れるそうです。
大豆などの脱脂加工大豆でも、
「タンパク質からアミノ酸」の図式で開発されるともありました。
これが代替品のしょうゆのベースとなるわけです。
それだけでは、しょうゆらしい味も香りもないわけなので、
ここからいかに本物らしく仕立てていくのが、
添加物の力です。
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「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料」」を使い
「甘味料」で甘みを作り、
「酸味料」で酸味を出し、
「増粘多糖類」でこくととろみを。
色は「カラメル色素」で着色して、
香りづけのために本物のしょうゆを少々足し、
日持ちをさせるために「保存料」です。
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本物のしょうゆと見かけはそっくりですが、
実際作られたものの工程は全く違うのです。
本物のしょうゆは1年ほどかかるのに、
添加物を混ぜ合わせるだけなら、
簡単にできるわけで、
1ヶ月もかからずに作られていくわけです。
いかがでしょうか?
今回は食卓に並ぶ代表として「しょうゆ」をあげました。
和食文化に欠かせないしょうゆにまで、添加物が広がると、
自分の身体もですが、家族の体にも、
添加物により「毒」が溜まっていくわけです。
こう考えると、毎日の中で何を意識して
自分の身体に入れていくのかが大事なことであると痛感します。
便利さ、価格の安さを求め世の中は便利なモノになりましたが、
その分、私たちは本来の人間らしい体を失っているのかもしれません。
「食によって人の身体は作られる」
という言葉があるように、
毎日3食とる食事だからこそ、こだわってみてもいいと感じました。
あなたが食に求める価値は
「お手頃な値段」ですか?
「添加物で作られた味」ですか?
「長持ちする便利なモノ」ですか?
それとも・・・・・。
「値段は高いが身体が喜ぶモノ」ですか?
「長期保存は難しいが、自然なモノで作られた調味料」ですか?
この一つの意識が、あなたの身体のホメオスタシス(恒常性)を
整え、ホルモンバランスも整っていくかもしれません。
当たり前の今をちょっと疑ってみてください。
100円寿司のしょうゆも加工されたものかもしれませんよ・・・。
皆さんが、当たり前を疑い、疑問を持つことで、
本質が見えてくるのではないかと思います。
忘れてしまった、本当の人間の体づくりを考えましょう。
日本の食文化は世界に誇れるものです。
その日本の不妊治療の現状が低すぎるのであれば、
何かを疑い、何かが絡んでいると思ってもいいかもしれないですね!!
まずは、毎日口にする調味料からもちょっと意識を持たれてみては。